ARC A11 各種シャーシの特徴
ARC A11には純正で4種類のシャーシが存在する珍しいマシンです。
①カーボンシャーシ(2.25mm厚)
②アルミシャーシ(1.5mm厚)
③アルミシャーシ(2mm厚)
④スチールシャーシ(1.2mm厚)
私は③以外は保有しているので、それぞれのシャーシがどのような特性なのか単品で比較したり同じ日に組み替えして走り比べてみました。
【重量】
カーボン(2.25mm厚)
バッテリー側と受信機下にバラストを
搭載してボディ含めて1300gを狙った時の
シャーシ総重量
アルミ(1.5mm厚)
バッテリー側と受信機下にバラストを
搭載してボディ含めて1300gを狙った時の
シャーシ総重量
スチール(1.2mm厚)
シャーシが重いのでバラスト無しでも
ボディ含めて1300gを軽く超えます。
ホームコースのけやきサーキットでテストしました。
ローグリップアスファルトの部類です。
4月末ですが少し肌寒い印象。
タイヤはスイープD28の6パックほど走行した中古ですが、ラッシュXタイヤよりもグリップが高い特性で比較。
パワーソースはスピキンTC1準拠の17.5Tブースト仕様。
シムやジオメトリなどは一切変更せず単純にシャーシのみを交換するだけなので、地面からシャーシ底面の地上高が板厚分変化する状態で比較。
【走行特性まとめ】
カーボン
ステアリング初期反応が良く向きを変えやすい。
コーナリング中は軽快で機敏。
アルミ
カーボンと印象はほぼ一緒だが、切り返しのリヤの安定感はこちらのほうが良い。
スチール
初期反応が鈍くゆっくり向きが変わる。
コーナリング中はどっしり。
コーナリング後半のアクセルオンでリヤが旋回してくる。
切り返し時にリヤが飛ばされる印象。
【結論】
ローグリップアスファルトではカーボンもしくはアルミ1.5mm厚が相性良さそうな印象で、スチールはゆっくり動くので重たさを感じ、たまにリヤが抜ける時があるのであまり印象は良くなかったです。
スチールはハイグリップコース向けと感じました。
ただし、ショートロアアームが使用できるので、これをつけた時にどのような挙動になるのかは興味深いですね。
【その他メリット・デメリット】
カーボン
メリット
軽快な挙動
軽いのでバラストによる重量配分変更に自由度がある。
歪みがなく平滑度が高い。
従来のビスが使える。
デメリット
板厚が厚いので、車高を上げるとロールセンターや重心が上がってしまう。
路面干渉でシャーシが削れる。
クラッシュ時にロアアーム取付け部が割れるリスクがある。
アルミ
メリット
軽快な挙動と安定感のバランスがよい。
板厚が薄いので重心を下げたり、
ギャップ対策で車高を上げてもロールセンター調整に余裕がある。
デメリット
ビスが専用になる。
普通に使っているだけでも自然とシャーシが反ってしまう。
スチール
メリット
アルミよりもさらに板厚が薄いので圧倒的な低重心化ができ、ハイサイドに強くなる。
動きがマイルドになる。
ショートロアアームが使える。
ロールセンター調整幅が広い。
デメリット
クラッシュで簡単に曲がってしまう。
重量があり1300gを超えてしまう為、バラストによる重量配分調整が難しい。
ビスが専用になる。
それぞれメリデメがありますが、走行する場所にあわせてチョイスできるのがいいですね。
今回はセッティングせず純粋にシャーシを交換しただけなので、それぞれのシャーシに合わせたセッティングを施せばまた印象は変わると思いますが、参考ななれば嬉しいです。
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