TA08セッティング備忘録 タミチャレクライマックス2022

初めて参加したタミチャレクライマックス2022。
普段は土岐市のマイホームタミチャレの時しか走らせていなかったので、クライマックスが開催される事を知ってから駆け足でセッティングしました。
過去のクライマックスの様子を見るとレイアウトが結構テクニカルになるのではないかという事と、洗浄路面でグリップ低めと予測。あとタミヤマシンをあまり理解していない私がコンサバな事をやっても意味がないと思ったので、セッティングをとにかくフルスイングで極端に振ってレースに挑みました。

ほとんど参考にはならないと思いますが、「変なことやってるねー」みたいな目線で見ていただけると助かります。(^-^;

コンセプトは『とにかくロール!タイヤを縦に使ってリヤ旋回!』

まずフロント
サスマウントブッシュはX-Xと狭めで、ロールセンターは一番上でジャッキアップを誘発。
ダンパーは1.2mmの4穴で#250
スプリングはショートIIブラックととっても柔らかめ。
角度は内側から2番目と3番目を使い分け。
ギヤデフは10万番1.4g。
ナックル上は3mm、下は1.5mmと可能な限り上下に広げてグリップを上げにいきました。
ハブは4mm
アッパーアームバルク側は0mmで、ロアアームに対してアッパーアームをバンザイにし、タイヤを上から押しにいく方向へ。
ナックルのバンプインスペーサーは2mmとし、バンプ時の外切れ角を稼ぎます。
さらにアッカーマンも8.5で3mmのスペーサーを入れて、外切れ角を増やしました。
やり過ぎ(^-^;
続いてリヤ
ダンパーはフロントと同じですが、スプリングはショートIのイエローとこちらも柔らかめ。
角度は内側から3番目。
サスマウントブッシュはXD-XDと最も狭く、ロールセンターは一番上にして、とにかくフロントよりもリヤをロールさせつつジャッキアップさせてタイヤを上から押し付けるジオメトリー。
ボールデフでリヤの安定感向上。
ナックル下はフロントと同じ1.5mmですが、上は2.5mmにして、フロントよりも少しタイヤを横に使ってグリップを逃がす方向。
ハブは3.5mm?のさらに薄いハブを使って
タイヤへの掛かりを強くしリヤロール
を誘発。
アッパーアームバルク側は0mm、トーコンアーム内側は0.5mm、外側は0mmかつダンパー用の首が短いボールを使ってバンプ変化を誘発。
さらに416のナックルを採用し、後ろの穴を使う事でよりバンプ変化を強くしてます。
ファイナルトーは1.5度ですが、フルバンプさせると2.5度になります。
バンプインさせるとリヤ旋回が誘発されます。

キャンバーは前後共に1.5度
ジオメトリーではタイヤを上から使いますが、
キャンバーはやや立て気味にしてコーナリング初期の掛かりを早めてます。

リバウンド量はアクスル高さで管理してます。
フロントは24.5mm
リヤは25mm
リヤのリバウンドをかなり少なめにして、コーナーに入ったらまずはリヤが先に掛かる様にしてリヤ旋回に持ち込みます。

という感じでいきましたが、クライマックス当日レイアウトはまさかの高速切り返しレイアウト!(>_<)

ロールセンターが高かったり、バネが柔らかかったり、アッカーマンやりすぎの影響で、切り返しのレスポンスがマッタリする方向だったので、特に右側セクションが辛かったなぁ。
スープラボディもかなりロールを誘発していた感じがあります。

掛川のような細粒フラットアスファルトで速く走ろうとすると苦労しましたが、バネが柔らかめなので普段走らせているけやきサーキットのような荒れた屋外アスファルトコースでは挙動がつかみやすく動きが穏やかなので、
比較的運転しやすかった印象です。

アッカーマンだけ普通に戻せばキビキビ感も出ると思いますが、これくらいやり過ぎてみるような実験も面白いですね。

引き続き色々と試してみたいと思います。

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