TRF417 V5をメンテナンス!

けやきサーキットの常連さんが中古で手に入れたTRF417 V5をメンテナンスしました。

箱ごと中身を見ずにお預かりして、家で開けたらほぼバラバラ状態!
ここからスタートです。
各パーツを点検しながら下ごしらえをしていきます。
まずはメインシャーシ。
瞬着がはみ出ているので、ひたすらカッターで削ぎ落としていきます。

次はバルクやモーターマウントの洗浄。
歪みがないか確認しながら綺麗にします。
かなり使い込まれていますが、機能的には問題なし。

デフはちょっとプーリー部に石を噛んで汚れているだけでしたが、問答無用で完バラ。
綺麗にしてアクソン#5000を入れておきました。
デフケースのベアリングの部分がきついので旋盤で軽く削ります。
これでスラスト方向がスルスル。(^^)

ベアリングホルダーはややバリ感があるのでカッターで軽く角を撫でておきます。

センタープーリーは廃盤で無かったらしく、代わりにBD9のシャフトにXRAYの20Tプーリーを組み合わせていました!
汚れていたので清掃したくらいですが、こんな事ができるんですね。
けやきの常連さん達の知恵に脱帽。
ステアリングワイパーもまずはバラシ。
ここのベアリングがゴリゴリでした。
前回BD9をメンテした時もそうでしたが、ここのベアリングはクラッシュなどでかなりの負担が掛かっているようですね。

ちょっと休憩。
かなりお祭り状態になってきました。(^-^;
続いてドライブシャフトにいきます。
リヤのボーンがめっちゃ磨耗してます。
グリスもコテコテでイモネジがどこにあるが分からないくらい汚れていたので手強い。(^-^;
とにかく洗浄、洗浄、洗浄!
リヤのボーンは私の手持ちのスチールに交換です。
グリスはスーパーゾイルです。
つま楊枝でうっすら塗ります。

ターンバックルのエンドはすべてオープンタイプに換装。
ある程度の深さまでタップを入れてから組み立てます。
ただしバルクヘッドに干渉してしまうので、少し削ります。

最近のハイエンドカーのジオメトリーに近づけるために寸法を測りながらスペーサー量や場所を決めていきます。

バルクは精度を出す為に一旦皿ネジで芯を出してから組つけます。

だんだん形になってきました。
ピロボールも最近の物に交換。

スタビリンクのエンドにもオープンタイプを採用します。
一部カットしながら組み立てます。

ダンパーも完バラ。
ここはSSBBでした。
シリンダーはあまり傷んでいません。
Oリングはタミヤブルーですが、その上下の隙間にVGグリスをしっかり充填しておきます。
はみ出た分は拭き取ります。
オイルはとりあえずIF#450をいれました。
試しにフロントデフにTRF420を付けてみたらベルトテンション含めて問題なく付きました。こっちの方がデフカップが頑丈でCブレードもありボーンが磨耗しにくいので採用!
サスアームはTA07と同じ物が付いていましたが、ダンパーリテーナーが干渉したのでリューターで削ります。
メカはGフォースの17.5tコンボセットが用意されていましたので、メカ積みは父に任せて仕上げにアライメントを整え完成!!
結構時間掛かりましたが満足です。
よく走ってくれるといいな。(^-^)

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