ツーリングカー用のバネをさらに測定し、端部を観察しました。

BD7で採用されていたSLFショート2スプリングのブルー・シルバー・ピンクと、XRAYの2.5と2.6をお借りできたので、測定してグラフに追記しました。

バネレート平均比較
ソフトレートのバネレート比較
ミディアムレートのバネレート比較
ハードレートのバネレート比較
SLFはプログレッシブ特性で、XRAYはリニア特性でした。

バネ端部を観察してみました。

ヨコモ2.6
XRAY2.6
ネット調べによると、ラジコンのバネの端部はクローズドエンドと呼ばれる巻き方で、座りを良くするための研削処理が施されていますが、XRAYの方が研削量が少なめです。

次に圧縮した時の末端の潰れ方を比較してみます。

ヨコモ2.6  2mm圧縮
XRAY2.6  2mm圧縮
ヨコモ2.6  4mm圧縮

XRAY  4mm圧縮
ヨコモは端部の密着が早いですが、XRAYはあまり密着していません。
ヨコモの方が端部が柔らかい印象です。

線径・巻数・直径だけでなく、端部の処理でも特性が変わるのかもしれませんね。
調べてて楽しかったです。

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