TA08PROのシェイクダウンとセッティング ④

次にリヤトー角はそのままで、リヤサスアーム角度を浅くするとどうなるかやってみます。
TA07ではリヤサスアーム角度でトー角が決まっていましたが、TA08ではそれぞれ分けてセッティングできるので楽しみポイントの一つです。
写真向かって左がキット標準XAのDで、右がXのCです。
トレッド幅は変化させずにアームのみ平行に近づけました。
前後のスペーサーは変えてないので、キャスター角も起きる方向になりますが、巷ではその方が良いらしいので気にせず行きます。

前側のサスブッシュはシャシーに埋め込む方式なので取りにくいですが、プラモデル用のニッパーを使えば簡単に外せます。
走ってみると、リヤのロールの戻りが速くなりました。特にコーナーの立ち上がりでステアリングを戻していく時に、舵残り感なく真っ直ぐ立ち上がる様になりました。
この部位の効果を見るのは初めてなので、とても興味深い結果でした。もっと色んな組み合わせを今後やってみようと思います。

最後はフロントのダンパー角度を変更してみます。
オプションのカーボンステーで初期位置から一段寝かしてみましたが、明らかに掛かりが弱くなり、初期反応無くロールが増えただけで曲がりも弱くなりました。
その後は初期位置から一段立てて、一番外にしました。
初期反応が少し上がりますが、コーナーで追い込んだ時は少しアンダーになりました。あまり大差はありませんが、柔らかいとあまり良くないということが分かりました。

今回の走行はここで終了。
色々やりましたが、TA08は切り返しでキビキビ動き、重量が軽くなったおかげでタイヤも長持ちするおサイフに優しいクルマでした。
次は細粒アスファルトで走ってみたいです。


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